地域ぐるみで

地域で防犯対策をしていくという話もよく聞きます。
空き巣は泥棒に入る時はまずその街の様子から見るといいます。空き巣にとって有利な街だとそこで盗みを働こうとするらしいです。

空き巣にかぎらず、その街の治安というのは街の雰囲気によって変わってくるのではないでしょうか。

例えばこんな話を聞いたことがあります。
とある街では駅前で雰囲気の悪い若者がいつもたむろしていたそうです。
そのことで駅前が近寄りがたくなっていたり、治安が悪くなっていったそうです。
しかし、ある中年の女性がこんな街ではだめだと立ち上がりました。
知り合い数人に声をかけて駅前に交流スペースを設けたそうです。そこで雑談をしたり、通り掛かる人に元気よく挨拶をしたり。
このような活動をしたらたむろする若者はいなくなっていったそうです。

これこそ地域ぐるみの防犯のあり方だとわたしは思いました。

地域の人が明るく声をかえたり、挨拶をしていたら悪いことをしようとしている人は居心地が悪くなるんじゃないでしょうか。
この街では人の目があるから犯罪がしづらそうだと思うのではないでしょうか。

防犯カメラなんて設置しなくても地域の人の目で犯罪を防ぐことができたら一番理想的だと思います。
子供の通学の時間帯も自然と街のひとが気をつけていれば危ない目にあうこともなくなっていきます。
そして知らない人がいたら毅然とした態度で「なにかご用ですか?」と声をかける。すると悪いことを使用としている人なら尻込みするんじゃないでしょうか。

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